みなさんは、わさびの効能(効果)ってご存じですか?
口に入れたときのピリッとする感覚や、特徴的な風味で食事にアクセントを加えてくれるだけじゃないんです。
実は、わさびはガンを予防する効能や、脳や肝臓にとって良い影響を与えると考えられています。
どうしてわさびにそんな効果があるのか、不思議ですよね〜。
私たち日本人にとって身近な食品であるわさび。
お寿司やお刺身を食べるときのために、チューブのわさびを常備している、なんて方も多いんじゃないでしょうか?
そんな「わさび」の持つガン予防効果や、脳・肝臓へ与える影響について、まとめていきたいと思います。
目次
わさびの効能(効果)は?
わさびにはいろいろな栄養素が含まれています。
具体的には、食物繊維やカルシウム、ビタミン類などが挙げられます。
このように、栄養素をたくさん含んではいるんですが…わさびって1回に少量しか食べませんよね?
なので、先ほどお話した栄養素によって、身体に良い効果が得られるというわけではないんです。
では、わさびの効能とは一体何かと言うと、わさびの辛味や香り成分から得ることができるもののことを指します。
例えば、わさびの最大の特徴として挙げられる辛味や香りの成分「アリルイソチオシアネート」はとっても強力な抗菌・抗カビ作用をもっています。
これは、サルモネラ菌のような食中毒の原因となる危険な菌の増殖すら、防いでしまうほどに強力です。
また「スルフニィル」という成分は、強い抗酸化作用をもっているだけでなく、抗がん作用や血流改善などの効果があると言われています。
さらに「グルコシノレート」には、発ガン性物質などの毒素を体外に排出する効果があります。
わさびはガン予防の効果が期待できる!
わさびに含まれている「6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート」という成分には、ガンを予防する効能があると考えられています。
この成分は、肝臓で働いている解毒代謝酵素を活性化させる効果があり、発ガン性物質などを無毒化してしまうんです!
そのため、1日5g程度(約小さじ1杯)のわさびを継続的に摂取することでガンを予防できるのではないか、と期待されています。
血液がサラサラに!脳梗塞の予防にも効果あり?
本わさびの根茎に多く含まれている「スルフニィル」には、血液をサラサラにする効果があります。
血液がドロドロの状態が長い期間続くと、「血栓」という血の塊が出来やすくなってしまいます。脳梗塞はこの血栓が血管内で詰まってしまうのが原因で起こるんです。
つまり、血液をサラサラの状態にすることは、脳梗塞の予防に繋がるということ。また、血流が改善されると脳の活性化につながるとも言われています。
さらに、スルフニィルは強い抗酸化作用も持っているので、体内の活性酵素を抑制することができます。
つまり、わさびを食べることで
・脳梗塞を予防できる
・脳を活性化して老化を予防できる
という2つの効果が期待できます。
わさびを食べると肝臓の解毒パワーがアップ?
先ほども登場した成分「6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート」。
肝臓で働いている解毒代謝酵素を活性化させる効能がある、と説明しました。
実は、肝臓の機能が良くなると身体にいい事ずくめなんです。
例えば、毒素を排出しやすくなるのはもちろんですが、アルコールによる負担が軽減できたり、代謝がアップしたり、というように嬉しい効果が沢山得られます。
この作用は、3~5g程度のわさびを継続的に摂取することで得られる、と考えられています。
また、この成分は熱に弱いので加熱せず生で食べた方が効果的ですよ。
まとめ
今回は、わさびを食べることで得られる様々な効能(効果)についてまとめました。
もし気になる症状がありましたら、是非わさびを食べてみてください。
実際に毎日わさびを食べるのはなかなか難しいかなと思いますが、身体にとっていい影響があるのは確かです。
ガンや脳梗塞、認知症などの予防として食べ始めるのもオススメですよ!
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