ウェイパーの代用はコンソメや鶏ガラでも可能?手軽に本格中華が堪能できる!

「ご家庭でも本格的な味わいを再現したい」という要望をかなえてくれる、ウェイパーという心強い調味料があるのを、ご存じでしょうか?

そう!赤い缶に力強い文字で「味覇」と書かれたあの商品のことです。

商品自体は知っているけれどなかなか手が出せないという方へ、ウェイパーとはどのようなものなのか、ご紹介したいと思います。

また、ウェイパーはとても大きいので


・一缶使いきれるかな??
・コンソメや鶏ガラなどでは代用できないのかしら?

と一度は考えたことがあるのではないでしょうか??

そこで、私が日頃使っているコンソメや鶏ガラで、ウェイパーの代用をする方法もあわせて紹介させていただきます。

ウェイパーや代用品を使うだけで、いつもの食卓が本格的な中華にガラリと変わるかもしれませんよ!

ウェイパーとは

ウェイパー(味覇)とは、中華調味料の一種で、缶に入っているペースト状の商品です。

鶏骨や豚骨・野菜のエキス・スパイスなどが配合されているので、一さじ入れただけで途端に本格的な中華料理の味わいを出すことができるという魔法の調味料なのです!

商品ラベルには「高級中華スープの素」と書いてあります。

風味・コク・うまみのいずれをも引き出してくれる、万能スープの素ということで、中華はもちろん和食や洋食にも合います。

ウェイパーとコラボした商品なども販売されていますから、もはやおなじみの調味料とも言えますね。

ちょっとややこしい、ウェイパー事情

ところでウェイパーを語る上で、ちょっと外せないお話があります。

それは2015年を境に、ウェイパーはウェイパーでなくなってしまった?という不思議なお話です。

実はかつてウェイパーという商品は、株式会社創味食品が業務用に製造・販売していた「創味シャンタンDX」という商品と同じ中身のものを、株式会社廣記商行が家庭用に「味覇」という商品名で販売していたのです。

ところが両社間にトラブルが発生し、契約が解消となり、2015年3月からは株式会社創味食品が「創味シャンタンDX」を家庭用にも販売。

株式会社廣記商行は依然として「味覇」という商品を販売していますが、中身は別メーカーで製造したものへと変わっています。

この辺の事情は購入する側の私たちにはあまり関係ないのですが…。

要するに「味覇」も「創味シャンタンDX」も味に大差ありませんので、入手しやすいほうを購入されたら良いかと思います。

ウェイパーの使い方

ウェイパーの使い方はとても簡単。

スープ系に使いたい場合には、4〜5グラムくらいをカップ1杯分程度のお湯で薄めればOK。

ここにお醤油などを足せばしょう油ラーメンのつゆにもなります。

炒め物に使う場合には具材と一緒に炒めていけば自然と具材と絡んで味わいがまんべんなく行き渡ります。

ウェイパーはコンソメや鶏ガラスープの素で代用できる?

ウェイパー(または創味シャンタンDX)が、万能調味料であることには変わりありません。

ご家庭では限られた食材でお料理をしますし、なかなか時間もかけられないということも多いので、一さじ加えるだけで味に風味が増し、コクやうまみを感じさせてくれるとはありがたい限りです。

とは言え、一缶買っても使いきれなそうとか、すでに和風だし・コンソメ・鶏ガラと料理ごとにだしの素を使い分けているから、これ以上増やしたくないという意見もあるでしょう。

また、日頃使っているコンソメや鶏ガラスープの素は顆粒状のものが主流なので、ペースト状のウェイパーは使いづらくないかしら?と戸惑う方もいらっしゃいますよね。

しかし、実は広いくくりで言えばウェイパーとコンソメ・鶏ガラにはそれほど大きな違いはありません。

そもそもコンソメは洋風、鶏ガラは中華と、イメージ的には分けていますが、だしを取らずにお料理をすると単調な味わいになってしまうところに、深みを出してくれる点では共通していて、万が一どちらかがなければもう一方で代用しても問題ないと言えるでしょう。

ウェイパーも同じで、自分ではなかなか複数種類の香辛料を使わないところをあらかじめ入れてくれているようなものですので、日頃使っているコンソメや鶏ガラに、にんにくパウダーやスパイス類をプラスするだけで、代用は可能です。

まとめ

使い方でもご紹介した通り、ウェイパーの使い方は簡単。

ご興味をお持ちなら尻込みせずに、ぜひ一度使ってみるというのもアリだと思います。

トライしてみて手軽さや味わいが気に入ったら、これまで料理ごとに使い分けていた、だしの素類をウェイパー1つに絞ってしまうというのもアリではないでしょうか。

二社のトラブルがあっても各社が商品を継続販売しているとは、人気の証拠とも言えますよね。

まだ使ったことのない方は、せっかくのおいしさを逃している可能性もありますから、一度トライしてみることをオススメします!

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