代表的な秋の果物、ラフランス。
とっても甘くてジューシーなので、そのまま食べるのはもちろん、タルトやゼリーなんかにしても美味しいですよね。
でも、買ってきたラフランスを食べてみたらまだ固くて美味しくなかった、なんて経験をしたことありませんか?
一方で、なんか柔らかいけど腐っているのかなぁ…と不安になることも。
そこで、ラフランスの食べごろを簡単に見分けるポイントを紹介していこうと思います。
ラフランスが本当に腐るとどうなるのかや、正しい保存方法なんかもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
目次
ラフランスの食べごろを見分けるポイント
ラフランスは農家から出荷されて2〜3週間で食べごろを迎えると言われています。
実はラフランスって収穫されたあともどんどん甘く、美味しくなっていくんです。
これを「追熟」といいますが、スーパーなどで売られているもののほとんどはこの途中。
つまり、ラフランスを美味しく食べるためには、買ってきた後にしっかり追熟させることが重要なんです。
でも追熟がどのくらい進んでいるのかなんてどこでわかるの?と疑問に思いますよね。
そこで、ラフランスの食べごろが簡単にわかるポイントをいくつか紹介していきます!
軸やその周辺にシワがある
収穫してすぐのラフランスは、全体的に張りがあって少し固いという特徴があります。
しかし、追熟が進むにつれて軸やその周辺が柔らかくなり、シワが見られるようになっていきます。
これは完熟が近いという合図なので、この状態から1〜2日後が食べごろです。
おしり側が黄色っぽくなっている
ラフランスの表面の色の変化はおしり側から起こります。
なので、ひっくり返してみておしりの周りが黄色っぽく変化していたら食べごろが近いという合図。
また、ラフランス自体の重さでおしり側が茶色っぽく変化しているときも完熟に近い状態なので、早めに食べちゃいましょう。
ラフランスの甘い香りがする
ラフランスは完熟すると、香りが強くなります。
実を切らなくても強く香るくらいになれば、ほとんど完熟していると言えるでしょう。
この3つのポイントさえおさえれば、簡単にラフランスの食べごろを見分けることができます。
でも、色が変わったりシワができたりすると腐っているのかも…と不安になりますよね。
そこで次は、ラフランスが腐っているときの特徴をまとめていきたいと思います。
ラフランスが腐っているときの特徴
ラフランスが腐っているのかを判断するとき、見るべきポイントは3つ!
カビが生えているか
ラフランスの軸の部分や表面にカビが生えている場合は、当たり前ですが腐ってます。
カビの部分だけ取れば食べれるんじゃない?と思いがちですが、これはおすすめできません。
というのも、カビの胞子って目に見えているのはほんの一部で、本当はその食べ物全体に張り巡らされてるんです…。
私もこれを知るまではカビの部分だけ取って食べてましたが、今はきっぱりやめました!
少しもったいないですが、健康第一です。
異臭がするか
ラフランスが腐ると甘い香りじゃなくて、なんとも言えない臭いがするようになります。
表現が難しいんですが…とにかく臭いので素直に捨ててしまいましょう!
ちょっとでも臭いかなーと思ったら、食べるのはやめておいた方が無難です。
指で押して簡単に潰れるか
ラフランスの実は完熟するにつれて柔らかくなっていきます。
が、しかし!指で押して簡単に潰れてしまうのは柔らかすぎです。
異臭やカビがなければまだ腐ってはいないので、食べても問題はありません。
でも腐る1歩手前なのは間違いないので、早めに食べるようにしましょう。
結構腐りやすいのかな?と不安にさせてしまったかもしれませんが、きちんと保存すれば大丈夫!
次は、ラフランスの正しい保存方法を解説していきます。
ラフランスの正しい保存方法
ラフランスの正しい保存方法は、いつ完熟させたいのかによって異なります。
早く完熟させたい場合は、直射日光を避けて室温で保存するのが正しい方法。
15〜20度前後が理想といわれており、暖かすぎると腐る原因にもなってしまうので注意が必要です。
反対に、ゆっくり完熟させたい場合は冷蔵庫で保存しましょう。
どちらの保存方法でもラフランスの水分を保つことは大切なので、新聞紙に包んでおくのがおすすめですよ。
まとめ
食べごろを見分けるのが難しいと思われがちなラフランスですが、ポイントさえ押さえてしまえば意外と簡単に完熟したかどうか見分けることができます。
腐っているのかな?と思うような変化が完熟の合図なので不安に思ってしまうかもしれません。
でも、本当に腐ってるときの特徴を知っていれば大丈夫!
また、正しい方法で保存すれば腐らせずにしっかり熟したラフランスを食べることができますので、ぜひ試してみてください。
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